2009年11月17日火曜日

P'Sao & Family Bar(ピーサオ:姉貴)

 このEastPattayaの村で暮らし始めて、最初に訪れたBarがイングランド人を亭主に持つ53歳のアユタヤ出身のタイ人のPinさん(P’Sao「姉貴」)が経営するBarである。
従業員は姉貴の実の妹のJun(Nong Jum「妹Jum 48歳」)とNoi(Nong Noi「妹Noi 19歳」)の2名だけだ。
 初日この店に入ると、上記3人の女性が「何しに来たんだ」という目でじっと見つめている。
「すみません、ここに座っても良いですか?」
「あー、良いけど」
「TigerBeerもらえますか?」
「Beer飲むのかい?はいよ」
というとても客とは思えない立場から始まったのである。
20分くらい1人で座ってBeerを飲んで放置プレイされた後、姉貴が
「韓国人か?中国人か?」と初めて声をかけてくれた。
「日本人です。名前はTaro」
「ほー、日本人か。ここで日本人はあんたが始めてだ。ここに住んでるのか?」
「はい、ここに住んで1ヶ月目です。これからもよろしくお願いします」
そんなところから始まり、近辺のほとんどのBarは訪問したが、なんとなくこの店が落ち着くので毎日通うようになった。
1ヵ月後からはお互いの人生相談とかもするようになり、姉貴、Taro、妹2人のFamily関係が出来上がった。家族以上に何でも話し合える関係になっている。
P’Saoが店に下りてくるのはだいたい夕方4:00頃である(この辺のBarはみんな昼から営業している。)。それまでは妹Jumと妹Noiと姉貴の旦那のTonyの3人で店を回している。
P'Saoは16:0022:00位とそれ以降閉店する24:00とで人が変わる。酔っていない時は店の雰囲気が引き締まるほどきりっとした完璧な人であるが、酔ってしまうと、駄目駄目な人になってしまい、お客にも罵声を飛ばす有様だ。よって21:30過ぎはたいてい客はいない。
居ても初めての客か、姉貴よりもっと酔っ払ってる駄目駄目ファランだけである。

それでも、姉貴が、ここの常連客にも、初めての客にも「これは私の弟の日本人のTaroです」と紹介してくれるので、ここの客のファランとその妻達とも親しい友人になっている。
3日無断で店に行かないとその晩店が終わったあと、彼女ら3人でバイクに乗って私の家まで食事を持ってTakeCareしにきてくれる。
よって、このBarはFamily Barと呼んでいる。

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