2010年4月21日水曜日

PiiMaiThaiピー・マイ・タイ:タイの正月)

毎年4月13日がタイの新年である。祭り好きのタイ人なので1月1日の新年も勿論祝うが、あくまでもPiiMaiFarang(西洋の正月)の域にとどまり日本人のクリスマスと同じのりである。
1年の幸せを込めた楽しみ方ではなく、その瞬間だけの喜びにとどまる。
しかし4月13日のタイの新年は本正月だけあり国中が新しい年が幸せであるようにみんなで祝福しあう。
その祝福の祭りがSongKurang(ソンクラン)である。
この祭りは地域により日にちが異なる。北の方は4月9日頃から、中央は4月13日前後、ここPattayaは一番最後で4月19日である。
SongKurangは通称「水掛祭り」と呼ばれていて、タイで一番暑いこの4月にお互いに水を掛け合い暑さをしのぐのである。
しかし、SongKurangは水を掛け合うだけではなく、もう一つとても大切な行為がある。
通りかかる人全てに、水に溶かした白い粉を顔に塗りつけるのである。
その時にお互いに祝福の言葉を掛け合うのである。
これが「一年の幸せをこめた楽しみ」と言う私の表現の根拠である。
Bangkokは規制でSongKurangが本格的に楽しめないので、是非この時期にタイに訪れる機会があれば地方でSongKurangに参加して1年の幸せを祝福しあっていただければと思う。

Sawasdee Pii Mai Thai Krab